和泉市和泉中央にあるヘアーサロン

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髪・頭皮

(毛髪の構造)について

@髪について

頭髪は外部からの衝撃を受けたときのクッションの役目や、食事や環境により取り込まれた有毒金属類の排出器官としての役割もあります。

毛髪の発生は母親の胎内で始まっており、軟毛という状態で生まれ、生後5〜6ヶ月で硬毛に変化してきます。

毛包の数は、生まれたときに決まっていて、全身では500万個、首から上だけでも100万個あるとされ、頭には約100万本の頭髪が生えています。

成長するに従って頭髪本数が増加するということはありません。

子供のころは、頭髪の太さが成人より細く、色が薄いので少なく感じます。

思春期を迎える頃が、一番太い時期にはいりますが、加齢とともに、軟毛に逆戻りしていきます。

 

 

A毛髪の構造

一本の毛髪の皮膚の表面に出た部分を毛幹部、皮膚の中に埋もれている部分を毛根部、毛包の下の膨らんだ部分を毛球といいます。毛乳頭には毛細血管が入り込み、毛髪の発育に大切な役割をしています。

頭髪は1本ずつ生えているのは全体の16%くらいで、普通は毛群といって一つの毛穴から数本生えています。

毛母細胞はケラチンという硬いタンパク質をつくり、毛乳頭の頂点部分からは毛髄質、毛表皮(キューティクル)になる細胞が分裂し毛皮質(コルテックス)は毛の色を作る色素細胞(メラニン色素)を取り込みながら分裂を繰り返して毛髪を作ります。

頭髪は一日に0.3〜0.4mm成長していきます。

 

B髪は抜けてもまた生えてきます

頭髪は生えてから同じものが一生伸び続けるのではなく、一本一本が別々のサイクルを持ち一定期間成長した後に自然に抜け、またしばらくすると、同じ所から同じような毛が生えてくるパターンを繰り返します。

この生え変わり現象をヘアサイクル(毛周期)と言い、女性は4〜6年、男性は3〜5年の成長期を続け、平均5年の成長期、2週間の退行期、2〜4ヶ月の休止期を持っています。

日本人の頭髪は約10万本生えていますが、これが5年で抜け替わっていますので、一日約55本は抜けている頃になります。

この抜け毛の数は健康状態、栄養状態、頭皮の状態、年齢、季節など個人によってサイクルが異なることから3年の成長期で91本、6年で46本で、この範囲内が正常ということになりますが、抜けた毛が正常な脱毛根であれば問題ありませんが,異常脱毛根の場合は成長期が短縮したもので、数は少なくても要注意です。