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髪・頭皮

(円形脱毛症)について

 

「円形脱毛症」は、本来外からの敵に対して働くはずの免疫の力が自分の毛を壊す方向に働くことにより生じる病気です。

自己免疫疾患の1つとして考えられています。

異常な免疫反応を起こすきっかけとして、精神的なストレスやアトピー・アレルギー・ぜんそく・花粉症・肩こり・ストレスなどいろんな原因があります。

まず、爪に小さな白い点が発生したり、針でつついたような小さな凹みがないかをチェックしてみてください。

さらに、脱毛部は、くぼんでいるような感じがしたり、湿っているうな感じがしていないか。

また、脱毛部の周りを軽く引っ張ってみて抜ける毛がないか。

さらに、抜け毛を虫眼鏡などで拡大調べてみてください、毛根部側が細くなっていないか、毛根が付いていないか。

また、萎縮していたり、途中で切れている毛がないかなどチェックしてみて下さい。

もし、以上のようなことがいくつかあるような場合は(円形脱毛症)が考えられます

 

円形脱毛症の部分に起きた断毛』

円形脱毛症には、皮膚の中で切れてしまう場合と、毛穴から出てもせいぜい皮膚から2〜3ミリのところできれてしまう場合がある。

これは、皮膚の中で切れてしまっているが、こういう毛が中に残っている場合新しい毛は絶対生えてこなく、この毛が無くなって、毛穴だけの状態になって2〜3ヶ月してようやく新しい産毛が出てきます。

円形脱毛症の中にこのような切れている毛を見つけた時は、少なくとも半年くらいは新しい毛は、出てこないです。

 

 

 

 

自己免疫疾患とは?

免疫系は、外部からの侵入物を攻撃することにより、私達の身体を守っています。自己免疫疾患はこの免疫機能に異常が生じ、自分の体の一部分を異物とみなして攻撃してしまうことです。

一度攻撃が始まってしまうと、激しい攻撃を繰り広げます。そのため毛根が破壊されてしまい、元気な髪の毛でさえ、突然抜け落ちてしまいます。

 

 

 

 

 

自己免疫疾患(この上のような場合)の対策

ストレスを溜めないようにしっかり睡眠を摂る

免疫抑制剤などの投与を受けたり、

血行を良くするために育毛剤を使って頭部マッサージと肩こりを解消するようにマッサージします。

円形脱毛症にかかっている人は食事の中で亜鉛が不足している人が多いので、亜鉛の含まれている食品をなるべくとるようにします。

ウコン(クルクミン)の強力な抗酸化作用には、免疫細胞のダメージを防いで免疫力の低下を予防する作用があるので円形脱毛症にも効果があるといわれています

 

 

 

 

亜鉛を多く含む食品

(生かき、つるむらさき、しょうが、牛レバー、干しえんどう、ブラジルナッツ、くるみ、そば、ヘーゼルナッツ、グリーンピース、小エビ、

はまぐり、牛挽き肉など)

※食品添加物の「ポリシン酸」や「フィチン酸」を多くとったり、牛乳を多く飲み過ぎているような場合は亜鉛を排出しやすく、亜鉛の欠乏が起こることがあります。

 

 

 

亜鉛の働き

亜鉛を必須成分として、細胞や組織の代謝に欠かせない酵素は300種類以上あります。

体内ではDNAやタンパク質の合成に働きかけたり、免疫機能に関わりをもったり

味覚、臭覚を正常に保ったり、鉛、水銀などの毒性を弱めたり

ビタミンCとともに、コラーゲンの合成に関わったり、ビタミンAの代謝にも関わりを持っています。

 

 

 

爪甲点状白斑とは?

円形脱毛症の人に多く現れる爪の小さな白い点のことです。

亜鉛の欠乏により異常な角質がつくられたりしますが、亜鉛を多くとれば、爪甲点白斑は次第に消えていきます。

 

 

※円形脱毛症を発症した場合ほとんどは、6ヶ月程で自然治癒します。

※円形脱毛症は保険治療の対象ですので、皮膚科で治療してもらえます。